役立ちコラム

カメラや機材の保険で悩んでいる人、ドコモのAIほけん「持ち物保険」がおすすめかもです

高価なカメラや機材を仕事道具として使う人なら、何かのタイミングで保険を掛けようかなとなることがあるんじゃないかと思います。

「この仕事道具、もし落として壊れたら相当困るなぁ」とか、ふと思ったりしますよね。

僕もこれまで定期的に思っていて、でも保険ってどうするればいいか分からなくてほったらかしてました。しかしこの間、低予算の現場に機材をがっつり貸し出すことになって、それでようやく本格的に調べて保険に入りました。

どこに入ったかというと、ドコモがやってるAIほけんの「持ち物保険」というやつです。いろいろ調べた結果、僕くらいの機材の金額だったらここがまあベストだろうって考えまして。

そして幸か不幸か、保険に入ってから2か月くらいで実際に保険を使う機会が訪れました。

僕みたいにけっこうカメラ(機材)保険難民の人って結構いると思うんですが、今回はその方たちのために僕の体験談、というか経験談をシェアさせてもらおうと思います。

契約から実際の保険の支払いの時のことまで。

んではまず、僕がドコモのもちもの保険に入った理由を簡潔に書いていきますね。

ドコモ、AI保険のもちもの保険に入った理由

一つの「もの」に対しての金額の制限がなかった

これはどういうことかというとですね、携行品の損害保険って「総額100万円まで補償!」とか謳ってても、一つの品物に対してMax10万円までしか出してくれないというところが多いんですよ。

例えば50万のカメラを落として壊して、全損買い替えってなったとき、購入一年目のものだったとしても最高10万円までしかくれないんですね。

総額は100万までだけど、一個に対しては10万まで、というわけです。つまり10個の高額機材が壊れてはじめて、100万までもらえる可能性があるということです。

けど、これじゃああんまり保険に入る意味ってないんですよね。普段、数十万の機材を使っているので、もし壊れてしまったら10万円では全然足りないわけです。

まあ有事の際に10万でも保険でカバーできたら嬉しいかもですけど、どうせならもっと欲しいですよね。そのための保険なんですから。

それでいろいろ調べたんですけど、この制限がない携行品保険って、2023年、僕が調べた限りではAI保険しかなかったです。

(以前はいくつかあったようですけど、どこも規約改定で10万円という制限が付くようになってしまったらしい)

機材の詳細なリストなどを作らなくてもよい

他の選択肢としては、いわゆる「動産保険」というガチの保険があるっぽいんですけど、それがネットで気軽に入れなさそう&機材リストを詳細に提出しないとらしくてめんどくさそうに感じました。

保険金は全額降りるけど、リストに書かれた機材のみに保険がかかり、その機材の値段の1~5%(ケースバイケースらしい)を毎年保険金として払うという形らしいです。

まあひとつ数百万規模のものを使ってるならよさげですけど、今のところ単品で100万を超えるものはないので、僕にとってはオーバースペックな保険に感じられました。

対してAIほけんの持ち物保険はそういう面倒な手続きが全くなかったんですね。後述しますが不安になるくらい簡単でした。

ていうか「動産保険」、そもそも実際にはどうやって入ればいいのかまったくネットに情報が上がってませんでした。たぶんどこかしらの保険代理店に電話かメールか実際に行って問い合わせるしかないんじゃないかなと思います。

AIほけんの持ち物保険を見つけるまでは、わりと本気でこの動産保険にしようといろいろ調べて苦労したので、もうちょっと契約までの導線をわかりやすくしてほしいなというのが、保険会社に対して思ったことです。まあカメラの保険って儲からないんでしょうけど。

保険金額が安い

それから金額が安かったというのもとても大きい理由の一つです。

僕が入ったときは年間5~6千円でした。高いと考えるか安いと考えるかは人それぞれだと思いますが、僕は年間それだけの金額で、本当に高価な機材をカバーしてくれるならめっちゃ安いなと思います。

動産保険の方は機材の値段の数%は毎年取られるので、それと比べるととっても安いです。まあ動産保険はその分補償内容は厚いようですが、比較するとちょっとコスパ悪いかなという気がしました。

あまりに簡単で本当にこれで保証してくれるのか不安しかなかった

んでですね、もちもの保険を見つけたときはこれだ!と思ってネット上ですぐ契約したんですけど、契約の手続きがあまりにあっけなさ過ぎて「本当にこれでもしものときに保証してくれるんかな」と不安になりました。

保険の規約とかもそこまで詳しいことは書いてなくて、なんだかわりと不透明だったんですよね。

例えばこういうケースの時はこれくらいの金額を保証しますとかそういう具体的なことが書いてなくて、安心を買ったつもりが不安しか生まれなかったわけです。

電話しまくったけど実際どこまで補償してくれるのか、詳細は全然わからなかった

そういうモヤモヤっていやですし、そもそも人に貸すという流れで保険に入ったので、細かいところまで把握したかった。
でないと貸す人にも説明できません。

なので僕はひとまずwebで案内されてる番号に電話を掛けました。

ところが結局「保険金の支払いはケースバイケースで一概に言えず、ウェブの規約に書いてある以上のことは何とも言えない」という話にしかなりませんでした。

電話先でたらいまわしにあいながらも、頑張って質問したんですけど結局知りたいことは知れませんでした。

時価額の算出式も教えてくれなかったのはちょっと腹が立ちましたね。
これじゃ実際に壊れてからじゃないと、いくらもらえるか全くわからないままじゃん。そんな契約ってありますか。。

ちょっと選ぶ保険間違えたかなぁ、、、と思いましたが、もう時間がなかったので、そのあたりについてはしょうがなく放置し、その数日後に知人に機材を貸しました。

貸した現場では何事もなく帰ってきたので、まあよかったのですが。

そしてこの保険が、いいものなのか悪いものなのかまったく分からないままで、半ばもういいかと諦め気分で過ごしていました。

保険会社にはちょっと悪い気がするけど、タイミングよく?機材を落として壊してしまった

しかし、タイミングが良かったというべきなんでしょうが、契約してから2か月後くらいに自分の現場でカメラのモニター(新品7万前後)をうっかり落としてしまいました(もちろん意図的に落としたわけじゃないですよ)。

モニターは外側は無事だったのですが、内側の回路がやられて動作がかなり不安定になってしまい、仕事には使えないな、、、という状態になってしまいました。

そしてあんまり期待してなかったんですが、せっかく保険に入ったばかりだしちょっと保険会社に連絡してみたんですね。

そのときの流れを簡単に書きます。

保険金を受け取るまでの実際のながれ

  1. 受付に電話、状況説明の後、担当から当日中に電話かかってくると言われ待つもかかってこず、翌日に自分から再度問い合わせて無理やり担当につなげてもらう(2~3日待てばかかってきたのかもだけど仕事道具だから悠長にしてられない)。
  2. 担当から該当機材の現状の写真、修理の見積書、を提出して欲しいと言われてその準備を始める。提出はweb上でやり取り可。
  3. 修理メーカーのウェブを見たところ修理の金額が書いてあり、それによるともはや新品買ったほうが安いということが判明する。
    なんと見積作成だけで2~3万。それでダメもとで保険会社の担当の方に見積もりじゃなくてこのウェブのスクリーンショットでもいいか聞く。
    だって、もう見積もり出たようなものですし、、、と。しかしもちろん正式な見積もり書じゃないとダメだと言われる(そりゃだめですよね、でも見積もり費が無駄すぎて、、、)。
  4. 修理メーカーに泣く泣く見積書を作成してもらい、保険会社に提出。10日後くらいに保険金が振り込まれる。

だいたいこんな感じでした。
最初以外はわりとスピーディーに対応してもらえた気がします。

修理メーカーとのやりとり、修理物の郵送期間なども含めて、モニターが壊れてからお金が振り込まれるまでに一か月くらいかかりましたかね。

保険会社の担当の人は特に感じ悪くもなかったですが、良くもなかったです。
僕が馬鹿なふりして「見積もり費だけで数万かかるんですけど、これメーカーのサイトのURLを送るんでそれで代わりにするとかじゃだめですかね、、、」と聞いたときは「やれやれ、、、」感が半端なかったです。
気持ちはすごくわかります。
まあそうですよね、でもちょっと馬鹿らしい話だなと思わずにはいられませんでした。

【メモ】

受付から数日後にこういう紙が送られてきました。書類上の手続きはこれを返送するも良し、ネットで完結するも良しということだったので、ネットで完結させました。

実際降りた金額、保険金の計算方法

んで、実際どのくらい振り込まれたかというと、新品7万前後のものに対して、70%の金額(49000)-免責金額(5000)のおよそ44000円をもらうことができました。

パーセンテージは購入一年ごとに10%ずつ減っていく計算のようです。僕のモニターは購入から3年経っていたのでマイナス30%されたということですね。

この計算法はほかの品物の場合でも同じみたいです。

結局修理せず送り返してもらう

それで、実際に修理したかというと、いろいろ悩んだ挙句、修理はせずにジャンク品として売るか自分で治すことにして、メーカーからはモニターを送り返してもらいました。

見積もり費が25000円くらいだったので、差し引き20000円くらいお金が浮いた形になりますね。
これは保険会社も認めてるやりかたで、「契約上妥当と思われる保証金額は払うからあとは自分で好きにして」というスタンスらしいです。

選択肢が広がるので、こちらとしてはありがたいです。

最終的には他メーカーの製品を新品で買いました。痛い出費だった。。。

実際にAIほけんの持ち物保険を使ってみての感想

保険会社の人に難癖付けられたり、手続きにもっと時間がかかるかと思っていたのですが、想像の5倍くらい簡単に済んでちょっと拍子抜けでした。

そして僕の最終的な結論としては「ドコモAIほけんの持ち物保険は知り合いや友人にもおすすめできるくらい良い保険」です。

お勧めできる人の条件としては

  • あまり高い保険金額を支払いたくない
  • 契約時も保険支払い時もなるべく面倒な手続きをしたくない
  • 持っている機材のだいたいに保険がかかっていたら安心
  • 一つの機材が100万以下

だいたいこんな感じになるかと思います。

細かい規約があるのですべて一概にそうとは言えませんが、今の時点ではカメラマンが使える(もちろんそれ以外外の業種の人にも)が使える携行品保険のなかでは相当優秀だと思います。

実際友達にも勧めてるんですが、みんな保険の必要を感じていないらしくて全然響かず、こんな良い保険なのにちょっと悲しいくらいです。機材壊れてからじゃ後悔先に立たずなのになぁ。

そんなわけで、もしあなたがカメラにかける保険のことで困っていたらこのドコモAIほけんの持ち物保険をチェックしてみるのを断然お勧めします。

最初はドコモのIDとか作らなくちゃいけなかったりちょっと手間ですが、その価値はあると思います。

(ちなみにですが、ドコモからお金もらったりしてないですよ)

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