役立ちコラム

プロの動画カメラマンによるビッグバンドのライブ撮影のすすめ

1. はじめに:ビッグバンドと映像の重要性

自分のビッグバンドのライブ動画をプロに撮ってもらいたいと考えているあなたへ。

この記事では、演奏の音もしっかり録音しつつ、綺麗でおしゃれな映像を作成するためのポイントを紹介します。

また、初めてプロに撮影を依頼する不安を解消する情報も提供します。

2. プロの動画カメラマンの選び方

2.1 予算とクオリティのバランス

安いに越したことはないですが、出来上がった映像の出来が悪すぎたら元も子もないですよね。

なので適切な予算とクオリティのバランスを見つけることが重要です。

まずは複数の会社に見積もりを依頼し、比較検討することがおすすめです。

2.2 実績とポートフォリオのチェック

その会社の実績やポートフォリオを確認し、自分の求める映像に近いものがあるかどうかをチェックしましょう。

特に、音楽やライブに特化した会社を選ぶことで、より高いクオリティが期待できます。

3. 演奏の音をしっかり録音するために

3.1 マルチトラック録音がおすすめ

演奏の録音方法はいろいろありますが、一番のオススメは、マルチトラック録音です。

個々の楽器やボーカルの音を別々に録音し、後でミキシングするやつですね。

ただ、ビッグバンドのマルチ録音はトラック数も多いので、ちょっと予算がかかります。

3.2 次点はステレオエアー録音

一番現実的かつ一般的なのはステレオでのエアー録音です。

ホールとかだと、天井からの三点吊りでマイクを設置できたりします。

客席側にマイクを立てたりすることもありますが、お客さんの声が入ってしまったりするのでできることなら天吊りのマイクを使いましょう。

3.3 会場の音響と連携

どちらにしても会場の音響スタッフと連携し、音響設備を活用して最適な音を録音できるようにすることが大切です。

どの会場にも必ず一人は音響スタッフがいるので、そのスタッフさんと撮影スタッフに連携してもらって映像と音を収録してもらいましょう。

4. 綺麗でおしゃれな映像を作るポイント

4.1 カメラアングルと編集の工夫

綺麗でおしゃれな映像を作るためには、カメラアングルや編集が重要です。

例えば、複数のカメラを設置して異なるアングルから撮影し、ダイナミックな映像を作り出すことができます。

一般的なのは3台(正面引き、正面ズーム、斜め横からの引き)のカメラでの撮影です。

ビッグバンドの場合予算があったら5台はあってもいいんじゃないかと私は思います。

ものすごく理想をいうと、基本の3台+各パートごとの4台(固定)+ソリストにズームする用に2台の計9台くらいです。

でも、だいたい3台です。それでいいと思います。

4.2 ライティングの活用

ステージ上のライティングを効果的に活用することで、映像の雰囲気を大きく変えることができます。

撮影スタッフと照明スタッフの連携はとっても大事なので、ここも忘れずに打ち合わせをしてもらうようにした方がいいです。

5. プロに頼む不安を解消する方法

5.1 コミュニケーションを大切に

撮影をプロに頼むのが初めてで不安な場合、事前にカメラマンとしっかりコミュニケーションを取ることが大切です。

自分のイメージや要望を伝えるだけでなく、カメラマンからの提案も積極的に聞くことで、信頼関係を築くことができます。

不安なことや要望があったらひとまず何でも言ってください。予算内でできること、できないこと、気を付けるべきことなど全部お話します。

5.2 撮影のリハーサルを実施

可能であれば、本番前にリハーサルを行い、カメラマンとの連携を確認したいところですが、会場を一日余分に押さえなくてはならないし、これはめったにできる機会はありません。

なので、撮影はほぼ本番ぶっつけになります。なので、事前の打ち合わせがとても重要なのです。

6. まとめ

ビッグバンドのライブ動画撮影において、プロのカメラマンを上手に活用することで、綺麗でおしゃれな映像を作り出すことができます。

適切なカメラマンの選び方や演奏音の録音方法、映像のポイントを押さえ、プロに頼む不安を解消する方法を活用して、他のビッグバンドと差をつけるライブ動画を実現しましょう。

当サイトでも撮影を承っております。制作実績をチェックしていただき、ご希望に添えそうでしたら簡易お見積もり問い合わせからいつでもご相談ください。ちなみに当チームのリーダーはビッグバンド出身なので、いろいろ勝手がわかっていますよ。

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